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フラワー・サイコロジーとの出会い

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フラワー・サイコロジー研究所の浜崎英子です。日本総合的セラピー研究会の発足を私はとてもとても楽しみにしています。また、この理念の重要性にこれから多くの方が気づき、賛同していかれることと感じていますし、私もその普及とその理念に基づく取り組みをこれからも続けていきたいと思っています。



今日は、花を通して生きる力を得た私の経験とフラワー・サイコロジーの世界を少しご紹介したいと思います。
私が華道を始めたのは、大学で心理学を学び始めたのと同じ18歳の時でした。そのときは、後にこの二つが融合されるとは思いもせず、別々の学びとして無関係に捉えておりました。その後、私も社会人となり、結婚して、母となりするうちに、人生上手くいかないことにも多くぶつかり、子育ての難しさ、いつまでもいると思っていた親との別れや、理不尽な人間関係など経験するうちに、自分に対する自信が全くなくなってしまい、「私なんていてもいなくても同じだな、毎日が早く過ぎてくれないかな」と思う日々を送るようになってしまいました。


そんなとき、何となく出向いた花展である作品を見て、なぜか私は涙が溢れてきて「そういえば、涙を流したり、笑ったり最近していなかったな・・・私には感情があったんだ、そうだ私も人間として生きているんだ。」と改めて気づかされた瞬間を経験しました。この瞬間が私とフラワー・サイコロジーの出会いでした。涙が溢れる私の目の前にあったいけばなの世界には、咲き誇る美しい花、枯れた枝、虫食った葉、少しの衝撃でも折れてしまいそうな細い2ミリぐらいの茎、咲くか咲かないかわからないぐらいの小さな蕾などが、どれも最高に凛としてそこに存在しており、どれが欠けてもその作品は成り立たず、全ての花に存在価値があり、どの花もそのいけばな世界をより美しく成り立たせる目的に向かって、ちゃんと自分の適切な場所に存在しているのです。

花の世界は人の世界と同じだな・・・と感じ、その後これまで学んできた心理学やカウンセリングの理論を私はいけばな世界にあてはめて考えるようになり、そうすると、難しく感じていた理論もなぜかスルスルと理解できたり、アートセラピーのある効果は花でやってみたらより一層あるのではないか、いけばな技術理論も心理学にあてはめてみると納得がいき、簡単にできるようになってしまったりということが自分の中で起きてきたのです。「花って不思議、涙を流すことを忘れていた私の目から突然涙を溢れさせたり、自分や他者を投影させたり、花の世界から人は学んだり気づいたりすることがたくさんある。いけばなの本質はここにあったんだ。華道なんて古くさい、堅苦しい世界と今は思われがちだけど、日本の伝統文化として受け継がれてきている所以はここにあるはず。これを普遍的なものとして人々に伝えていきたい。」と強い使命感みたいなものを何だか感じてしまい、研究、臨床実践するフラワー・サイコロジー研究所、社会に普及していくNPO法人フラワー・サイコロジー協会を作ってしまいました(^_^;)。次は何を作ろうかしら・・・京都なので、観光名所で「フラサイ焼き」なぁんてお菓子を作りたいなとかは、思っていますが(笑)




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写真右は、室町時代より受け継がれている立花といういけ方ですが、何種類もの花を使っていて、たった一枚の葉であっても、どの花にもそれぞれの役割があることがわかると思います。



下の写真は、フトイと芍薬の自由花で、現代のいけ方ですが、これも一本たりともこの花の構成に貢献していないフトイはいないことがわかります。また角度を変えてこの作品を見てみると、このようにどの花材もこのいけばな作品の世界をあちこちの角度から支えていることも見えてきますし、角度を変えるとこんなにも見え方が違うのか。と驚かれることと思います。


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私は華道家であり心理カウンセラー、アートセラピストです。この三つの専門的知識から新たなフラワー・サイコロジーの世界が生まれ、それを医療や介護、教育、企業のフィールドで活用し、人との関わりに役立て、その人の成長となる場の提供を試みています。華道の先生としての目線だけでは観察しきれなかったことを、心理職の立場で観察してみるとその人に適切な華道の教授法、花の活用法が見えてきたり、カウンセリングの言語面接だけでは、気づけなかったクライエントの状態も花と触れあう様子を華道の専門家の目で観察してみると意外な状態に気づいたりと、自然にこの自由花の作品のように角度を変えてその人を捉えていくことができるようになりました。


ここまで読んでくださったら、私が今日、伝えたかったことが、おわかりになるのではないかと思います。フラワー・サイコロジーは、日本総合的セラピーの理念そのものだと私は思っています。さまざまな専門家が力を合わせて一つのチームとなり、全人的にケアに取り組んでいくこと、これは私自身の経験から非常に重要且つ意義の高いことだと確信しています。この活動が普及し、いけばな世界のような素敵な社会を創り上げていくことを願い、一緒に皆さまと取り組んでいきたく思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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No title

浜崎先生

読ませていただきました。
先生がどのようなお志をもってお仕事をされているのか
改めてお聞かせいただき、嬉しく思います。

フラワサイ焼き、いいですね!笑
いえ、冗談ではないのですが・・、、
活動の中で、このような企画を行われるのは、
素敵なことだと思いました(^-^)




No title

浜崎先生

前回の授業で、
先生が花に大きな力をもらっていると聞かせて頂き、
花の持つ力は本当にすごいものがあるのだと
とても感心してしまいました。

浜崎先生のようなすごい体験はできなくても、花が日常に彩りを加えるということを多くの人に知ってもらって、もっと花への関心が高まるような活動を私もしていきたいと思っています。

まずは学生目線から、やれることを考えていきたいと思います。

小林

No title

浜崎先生

いつも明るく私達に授業をして下さっている為、私は先生がフラワーサイコロジーを始められたきっかけが、ご自身の辛い経験を踏まえてという事を知り驚きました。

華道×心理カウンセラー×アートセラピスト

人生、何がきっかけになり、その後の人生を左右させるかわかりませんね☆
この授業がますます楽しみになりました。

櫻井
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